ぶらっと温泉
ふと、または、いきなり、はたまた、ぶらっと温泉に行きたい瞬間がある。そんなときに閑だったら、気力と体力があったら、二日酔いでなかったら、行っちゃうしょ温泉へ。そういうことで近場でさくっと行けそうな温泉を探して、前日予約で温泉へ向かった。
自宅からは車で軽く行けば着くような温泉は、東京近郊にはそう多くはない。そりゃ箱根まで行けばなんとかなるし、ちょっと足を伸ばせば伊豆だってあるが、そういう感じじゃない。そう、ぶらっと行くにはそれなりの作法もある。
まず、いきなりでも予約が取れる、そんなに客がいるわけでもない、意気込んで泊まるほどの宿でもない。そう、言って見れば「ジミ泉」がちょうどいい。
そんなわけで、七沢温泉「福元館」。ドアtoドアで約一時間半。ひとり泊は食事付きを受け付けていないようなので、素泊まり。安政年間1856年創業で、作家の小林多喜二氏が昭和6年に逗留し、小説『オルグ』を執筆した当時の部屋もあるという、由緒ある?宿だが、自分的にはジミ泉の範疇だ。
お風呂は小ぶりの内湯と露天風呂、それに大浴場ともども男女入れ替え制。pH9.90で強アルカリ性ということだが、それ、普通のアルカリ性ではないのかい。ま、いいか。
風呂上がりは部屋でビール、ビール、ビール。近ごろは布団が予め強いてあるので、すぐにゴロンだ。
夕食は10分ほど歩いて寿司屋へ。完全呑みモードに突入。
翌朝はアヒルさんが鎮座する大浴場で、チェックアウトまで過ごす。
帰りに大衆食堂で昼食。その名は「キリン食堂」。名前だけでもそそられるのに、この外観、たまりません。
メニューには丼物、麺類、ほか野菜炒めなどの一品が数点。ビールは当然のごとくキリン。しかし、車なので呑めない。ハムエッグで一杯してーっ。
ここは、我慢のまんまるオムライス。
(温泉呑んべえ)
自宅からは車で軽く行けば着くような温泉は、東京近郊にはそう多くはない。そりゃ箱根まで行けばなんとかなるし、ちょっと足を伸ばせば伊豆だってあるが、そういう感じじゃない。そう、ぶらっと行くにはそれなりの作法もある。
まず、いきなりでも予約が取れる、そんなに客がいるわけでもない、意気込んで泊まるほどの宿でもない。そう、言って見れば「ジミ泉」がちょうどいい。
そんなわけで、七沢温泉「福元館」。ドアtoドアで約一時間半。ひとり泊は食事付きを受け付けていないようなので、素泊まり。安政年間1856年創業で、作家の小林多喜二氏が昭和6年に逗留し、小説『オルグ』を執筆した当時の部屋もあるという、由緒ある?宿だが、自分的にはジミ泉の範疇だ。
お風呂は小ぶりの内湯と露天風呂、それに大浴場ともども男女入れ替え制。pH9.90で強アルカリ性ということだが、それ、普通のアルカリ性ではないのかい。ま、いいか。
風呂上がりは部屋でビール、ビール、ビール。近ごろは布団が予め強いてあるので、すぐにゴロンだ。
夕食は10分ほど歩いて寿司屋へ。完全呑みモードに突入。
翌朝はアヒルさんが鎮座する大浴場で、チェックアウトまで過ごす。
帰りに大衆食堂で昼食。その名は「キリン食堂」。名前だけでもそそられるのに、この外観、たまりません。
メニューには丼物、麺類、ほか野菜炒めなどの一品が数点。ビールは当然のごとくキリン。しかし、車なので呑めない。ハムエッグで一杯してーっ。
ここは、我慢のまんまるオムライス。
(温泉呑んべえ)